辻健太郎のプロフィールやスタンスをまとめてみた!

2021年10月31日に投開票する衆議院議員選挙。コロナ禍での対応がどうだったかを含め、自民党公明党の与党に対する審判が下されます。
野党共闘によって野党統一候補が数多くできた中で、独自路線を歩むのが日本維新の会です。
その日本維新の会の公認をもらい、東京7区から出馬するのが辻健太郎さんです。

健太郎さんのプロフィール

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健太郎さんは1986年5月4日生まれで、現在35歳です。身長は194センチと恵まれた体格を持つ辻健太郎さんですが、その出身は鹿児島県の奄美大島
その後両親の仕事の関係で鹿児島県内を転々とし、最終的に鹿児島市に落ち着き、青春時代を過ごします。しかし、2004年、日本ならではの教育に対してうまく馴染むことができなかった辻健太郎さんは高校を中退するとアメリカに留学します。

 

健太郎さんが留学したのは「モントレーベイアカデミー」。サンフランシスコから南に1時間行ったところにあるラ・セルバビーチにモントレーベイアカデミーがあります。
学生寮があり、1キロ以上におよぶプライベートビーチなどとても恵まれた環境、アットホームな雰囲気、西海岸ならではの気候を含め、辻健太郎さんは新たな一歩を踏み、卒業します。

 

しかし、卒業後はアメリカならではの超格差社会を前に、アメリカンドリームの素晴らしさやどんどん転がり落ちる残酷さを体験します。
そんな時、辻健太郎さんにとってピンチが訪れますその時点での所持金がたったの5ドルしかなく、アメリカでの挑戦が潰えそうになります。
そんな時、父親から「俺は、何があってもお前の味方だ」と電話口からエールを送られます。この言葉をきっかけに、「自分は守られているという安心感」が挑戦するために必要なんだと確信します。

そして、政治へ

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相当な格差社会アメリカで経験し、大変な思いをしてきた辻健太郎さん。生きていくにはビジネスを学ばないといけないと決意し、貿易事業に乗り出します。
自らの留学経験をフルに活用し、事業をゼロから行っていきます。


今度はこの経験を軸にマーケティングコンサルタントに乗り出します。
貿易事業の経験、コンサルタント業務を経て、経営者を支えるプロフェッショナルコーチとして歩み、信頼を勝ち取っていきます。

 

そんな中でクライアントなどから政治に挑戦するべきという後押しを受けます。
政治への挑戦は社会貢献という言葉もあり、2021年日本維新の会の公認候補として東京7区支部長に就任、東京7区から打って出ます。

 

暴走する我欲

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日本維新の会与野党それぞれに対して是々非々のポジションをとりながら、たとえ与党であっても素晴らしい考え方に対しては素晴らしいと褒めたたえます。
そこが、なんでも政府のやることなすことに反対の野党とは一線を画する部分です。

健太郎さんも最近誕生した岸田内閣に対しても、1人の国民として方向性の正しさを強く感じたようです。
新しい資本主義を打ち出した岸田内閣の所信表明に対して確かな考えであると実感し、この考え方が重要になると考えています。

 

同時に辻健太郎さんは「暴走する我欲」を問題視しています。
自分がよければそれでいいという雰囲気が現代にはびこっており、自分さえよければ他がどうなろうと関係ないという考え方では、特権階級が生まれ、資本主義がどんどん暴走し危険であると辻健太郎さんは考えます。

だからこそ、新しい資本主義を打ち出した岸田内閣の所信表明に対して辻健太郎さんは確かな期待感を感じたのでしょう。

 

ただ新しい資本主義といっても彼らは何をやるのだろうか、単なる掛け声ではないのかという疑問、中身に対する疑念を抱いています。
富の再分配をやるにしてその方法はどうするのか、誰を対象とするのかなど見えてこない部分が多い一方、段々と自民党の公約が変化し、岸田総理が総裁選を戦う際に掲げていた公約がどんどん消えていき、金融に対する課税もしりすぼみになりつつあります。
健太郎さんは、他の野党とは違い、対案と一緒に建設的な批判を行っていくと宣言しており、選挙戦の言動に注目が集まります。

 

まとめ

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選挙初当選となる辻健太郎さん。野党統一候補自民党候補の存在など小選挙区での当選はそう簡単に行くものではありません。
しかし、連日の辻立ちを含め、東京7区に住む有権者たちに懸命に言葉を投げかけていく辻健太郎さん。
活動期間を考えるとその期間は少し短かったかもしれません。

それでも辻健太郎さんの懸命な訴えかけは多くの有権者の心に響き、自民党はダメだ、しかし野党はもっとダメだとシビアな考えを持つ都民たちにとって貴重な受け皿として機能することでしょう。